校長あいさつ

さいたま市立岩槻中学校

 校長 金子 宜史 

 

 

  ようこそ岩槻中学校のホームページへお越しくださいました。

 本校は、昭和22年4月1日、岩槻町立岩槻中学校として岩槻小学校内に開校し、今年で79年目を迎える歴史と伝統のある学校です。学区を巡れば、岩槻城址や岩槻城鐘楼の「時の鐘」、岩槻藩遷喬館など、「城下町岩槻」の歴史と「日本一の人形のまち」を訪ねることができます。学校周辺は閑静な住宅街に囲まれ、3世代に渡って本校に在籍した家庭も多く、地域と共に歩んできた、地域に根ざした学校でもあります。正門前の「あいさつ通り」を隔てて、さいたま市立太田小学校、東側には埼玉県立岩槻商業高等学校があり、北門を出た方面に、さいたま市立岩槻小学校があります。

本年度の学校経営方針は以下に示す通りです。

 

1 学校教育目標 

  「心豊かで優しい生徒」 「自ら学ぶ賢い生徒」 「心身ともにたくましい生徒」

   

2 今年度のスローガン 

  「できない理由」を探すより「できる方法」を考え、実行する。

 

3 目指す生徒像

 (1)心豊かで優しい生徒

   ・人権意識を高くもち、多様性を理解し、思いやりや優しい心をもつ生徒

   ・集団の一員としての自覚を持ち、責任を果たす生徒

   ・課題を見出し、解決方法を話し合い、解決に向かって他者と協働していく生徒

 (2)自ら学ぶ賢い生徒

   ・デジタル学習基盤を活用し、自ら進んで学習の手順や方法を身につける生徒

   ・問題の解決に向けて粘り強く探究する生徒  

   ・自分の考えをもち、主体的に行動できる生徒

 (3)心身ともにたくましい生徒

   ・自己を見つめ、長所を伸ばす生徒

   ・困難に立ち向かい、最後まであきらめない生徒

   ・自他の心身の安全に留意でき、心と体を鍛える心身ともに健康な生徒

 

4 目指す教師像

 (1)生徒に寄り添い、愛情を注ぐ、豊かな人間性をもった信頼される教師

 (2)生徒にとってのロールモデルとして、教職生涯を通じて探究心をもち主体的に学び続ける教師

 (3)互いに切磋琢磨し、組織の一員として協働する教師

 

5 目指す学校像

 (1)多様性を理解し、人権意識を高くもつ、豊かな人間性と健やかな体を育成する学校

 (2)「真の学力」をはぐくみ、「自立した学習者」を育成する、誰一人取り残さない教育を実現する学校

 (3)コミュニティ・スクールを推進し、学校と地域が連携・協働し共に成長する学校

 (4)探究心をもち、主体的に学び続ける教職員の育成と、働きやすさ・働きがいのある学校

6 目指す学校像を具現化するための方針

 (1)人権意識を高くもち、多様性を理解し、豊かな人間性と健やかな体を育成する学校

   ・生徒の発達の過程を学校や教職員が支えていく「発達支持的生徒指導」の推進と充実

   ・「心のサポート体制」の充実(心と生活のアンケートにおける丁寧な面談、スクールダッシュボードの活用、「人プロ」の推進「『いのちの支え合い』を学ぶ授業」の充実)

   ・「心を潤す4つの言葉」「ことばTPO(言語環境)」ができる生徒の育成

   ・一人ひとりを大切にし、自己肯定感・自己有用感を高め、安心して生活できる環境づくりの推進

   ・いじめ、差別、暴力を許さない指導の徹底(「人権教育」「道徳教育」「生徒が主体的行う取組」の充実、「早期発見・早期支援」の強化)

   ・「特別支援教育」「通級指導教室」「不登校生徒への支援」の充実(誰一人取り残さない学習環境の充実、Solaるーむや個別授業の活用、相談室、SC、SSW、関係機関との連携)

   ・学校・家庭・地域が連携した魅力ある食育の充実(学校給食・ヨーロッパ野菜の栽培・収穫、地元農家さんとの交流の推進)

   ・よき伝統に学び、よき校風を継承し、新たな校風の創造(岩槻中三大祭等)

 (2)「真の学力」をはぐくみ、「自立した学習者」を育成する、誰一人取り残さない教育を実現する学校

   ・認知能力と非認知能力を合わせた「真の学力」をはぐくみ、デジタル学習基盤の活用により「自立した学習者」を育成

   ・エージェンシーを身に付け持続可能な社会の創り手の育成(自ら学び、考え、主体性を持って行動する力の育成)

   ※エージェンシ―:社会的文脈の中で、変革を起こすために目標を設定し振り返りながら責任ある行動をとる能力

    ・「非認知能力」を高める「豊かな体験活動」の推進(校外学習・宿泊学習・未来くるワーク体験等)   

   ・言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かにする「読書活動」の推進

   ・「さいたま市アクティブラーニング型授業」(授業者の視点)と「学びのポイント」(学習者の視点)を活用した授業改善の推進

   ・「SSSP(さいたま市スマートスクールプロジェクト)」の推進 (スクールダッシュボードや教育データの効果的な利活用)

   ・クラウド上の自らの学びの履歴を活用し、自分に合った学習方法や教材、学習時間を判断し、学習計画を立て自己調整しながら(家庭学習も含めた)学びを深める取組と教師の伴走支援の充実

 (3)コミュニティ・スクールを推進し、学校と地域が連携・協働し共に成長する学校

   ・生徒会を中心とした小学校と合同のあいさつ運動

   ・地域社会との積極的な交流の推進(地域行事やボランティア活動の参加)

   ・チャレンジスクールを通じた学びの輪・地域の輪づくりの充実、学校安全ネットワークの推進

   ・積極的な情報発信、各家庭との情報共有、指導の連携、関係機関との積極的な連携

   ・部活動の地域展開を見据えた支援体制の構築や環境整備についての情報発信

 (4)探究心をもち、主体的に学び続ける教職員の育成と、働きやすさ・働きがいのある学校

   ・教職員の資質能力の向上と育成、教職員組織の活性化

   ・教師が自身の授業を客観的に振り返る「学びの指標」を活用した指導力の向上

   ・Well-being(幸せ)の実現に向けた働き方改革の推進(子どもたちと向き合う機会の充実)

   ・全国教員研修プラットフォームの効果的な活用と対話による受講奨励の推進

   ・指導力向上のための研修会・教員相互の授業参観・ICT活用研修会・生徒理解のための研修会の充実

   ・教職員事故の防止のための研修会の充実(希望あふれる学校づくり)

   ・「正解主義」「教師主導的」「予定調和的(予想通りの結果)」を抜け出し、子どもを主役とする学校教育への転換を図る

   ・「カリキュラムマネジメントの充実」デジタル学習基盤の効果的な活用による教育活動の質の向上を全教職員で編成・実施

   ・「教職員の学校運営への参画意識の向上」(学校自己評価システムと教職員人事評価システムの連携整備)

 

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