校長あいさつ

さいたま市立岩槻中学校

 校長 安 藤 幸 子 

『繋げる・広げる・究める』の実践

 

  ようこそ岩槻中学校のホームページへお越しくださいました。

 本校は、昭和22年4月1日、岩槻町立岩槻中学校として岩槻小学校内に開校し、今年で77年目を迎える歴史と伝統のある学校です。学区を巡れば、岩槻城址や岩槻城鐘楼の「時の鐘」、岩槻藩遷喬館など、「城下町岩槻」の歴史と「日本一の人形のまち」を訪ねることができます。学校周辺は閑静な住宅街に囲まれ、3世代に渡って本校に在籍した家庭も多く、地域と共に歩んできた、地域に根ざした学校でもあります。正門前の「あいさつ通り」を隔てて、さいたま市立太田小学校、東側には埼玉県立岩槻商業高等学校があり、北門を出た方面に、さいたま市立岩槻小学校があります。生徒総数は、昭和37年度がピークで1811名在籍し、現在は、生徒総数506名、特別支援学級の1学級を含む14学級の規模の学校です。

本年度は、『探究型の学び』を実現させるための教育実践として、『繋げる・広げる・究

める(つなげる・ひろげる・きわめる)』をスローガンに、いわゆる「令和の日本型学校教育」の実現を目指します。具体的な推進指針は、以下に示す通りです。

 

1 学校教育目標(期待する生徒像)

 「心豊かで優しい生徒」「自ら学ぶ賢い生徒」「心身ともにたくましい生徒」

 

2 目指す学校像

  〇生徒が、学ぶ楽しさ、分かる喜びを味わえる学校

 〇教職員が、やりがいと誇りの持てる学校

  〇保護者・地域から信頼される学校

 

3 探究型の学びを実践するためのスロ―ガン

  『 繋げる・広げる・究める(つなげる・ひろげる・きわめる)』

 (「繋げる」:主体的な学び、「広げる」:対話的な学び、「究める」:探究的な学び)

 

4 学校教育目標の具現化に向けた取り組み(5つの柱)

(1)探究型の学びの推進(持続可能な社会の創り手の育成)

①「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図る授業の研究

②「生徒の主体的で自発的な学習」を促す取組(スタデサプリ等)

③ 総合的な学習の時間(STEAMS TIMEの推進)、SDGsの17の目標、学校行事(「若木祭」など生徒立案の行事づくり)、話し合い活動(「ビブリオ・バトル」等)の充実

(2)生徒理解に基づく教育相談・生徒指導の充実(「多様性」への理解と取組等)

(3)健康で豊かな心の育成(基本的生活習慣、生命尊重教育、体力向上、食育教育)

(4)地域とともにある学校づくりの推進(「コミュニティ・スクール(3校:本校・岩

 槻小・太田小)」の充実等)

(5)「岩中LIFE」の研究・改善(ICTの学校生活における日常的な活用等)

 

  その他、さいたまSTEAMS教育(科学、技術、工学、芸術、数学、スポーツ)による教科横断的な教育の推進として、プログラミング教育やICTやアクティブ・ラーニングの視点に立った授業改善など、新たな学びに向けた教職員の指導力の向上に引き続き努めてまいります。未来を担う子どもたちが、人生100年時代を豊かに生き抜くために、生きて働く知識・技能を習得し、人間ならではの感性に基づいた思考力や判断力、表現力を身に付け、自身の学びを人生や社会に生かそうとする意欲や力、人間性を涵養し、本校の学校教育目標である、「心豊かで優しい生徒」、「自ら学ぶ賢い生徒」、「心身ともにたくましい生徒」の具現化を進めながら、保護者・地域と共に、『時代の求めに、輝き続ける人』の育成に全力で取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

 

 

トップへ